L HARNESS SETUP
L Harness(エルハーネス)を入れて、公式LINEの配信やタグ付けをAIに頼める状態にします。導入そのものも、AIに手伝ってもらいながら進めます。
このレッスンのゴールは、自分1人あてのテスト配信をAIから送れることです。
L Harness は、公式LINEに取り付けて使う無料のツールです。友だちの管理やタグ付け、配信、リッチメニューを扱えます。Claude Code や Codex から、話しかけて操作できます。
導入は、開発者の野田修一さんが配っている導入用のプロンプトを使います。AIに貼り付けて、質問に答えながら進めます。
慣れていない方は2時間半〜3時間ほどかかります。前半と後半で日を分けても大丈夫です。
シークレットやトークン、API Key は、公式LINEを動かす合鍵です。AIとのチャットには貼りません。
エラーが出ても、画面を閉じたりやり直したりしません。エラーの全文をAIか講師に見せれば、続きから進められます。
開発者の野田修一さんによる、導入の全手順の解説です。はじめに一度、通して見ておくと安心です。手を動かすのは、見終わってからで大丈夫です。
各工程を開いて、上から順に進めます。終わった工程は閉じて大丈夫です。
LINE公式アカウントの管理画面を開きます。次の3つを、画面ごとスクリーンショットで残します。
導入のあと、LINE側の自動の返事は止めて、L Harness 側で作り直します。そのための控えです。
L Harness 用の新しいフォルダを1つ作ります。名前は line-harness などにします。Claude Code か Codex で、そのフォルダを開きます。
AIとの接続設定は、このフォルダの中に作られます。専用のフォルダにしておくと迷子になりません。
下の依頼文をコピーして、AIにそのまま貼り付けます。ここから先は、AIが導入係として案内してくれます。
あなたはL Harness(オープンソースのLINE公式アカウントCRM)の導入エンジニアです。私の環境にL Harnessを本番導入まで構築してください。 ## ゴール LINE公式アカウントの友だち管理・タグ・ステップ配信・フォームが、私のCloudflareアカウント上で動く状態。 ## まず私に確認すること 1. LINE公式アカウントとLINE Developersのチャネル(Messaging API)を持っているか 2. Cloudflareアカウントを持っているか(無料プランでOK) 3. Node.jsが入っているか(node -v で確認) 足りないものがあれば、作成手順を1つずつ案内してから進めてください。 ## 手順 1. `npx create-line-harness@latest` を実行し、対話に沿ってセットアップする(公式リポジトリ: github.com/Shudesu/line-harness-oss) 2. LINE Developersでチャネルアクセストークン・チャネルシークレットを取得し、指示された場所に設定する(値は私が自分で貼る。あなたはechoやログに出さない) 3. Cloudflare Workers + D1へデプロイし、Webhook URLをLINE Developersに登録、Webhook検証を通す 4. 管理画面を開き、テスト用の友だち追加→タグ付け→テスト配信を私のLINEで確認する ## 安全ルール - 一斉送信は絶対にしない。テストは必ず私のLINEアカウント1人宛て - 既存の.envや本番設定を勝手に上書きしない - 各ステップ完了ごとに、何をしたか・次に何をするかを短く報告 ## 完了条件 私のスマホで友だち追加→ウェルカムメッセージ受信→管理画面に友だちが表示される、まで確認できたら完了です。詰まったらエラー全文を見せて、と私に言ってください。
出典:L Harness 開発者の野田修一さんが、公式LINEで配布しているプロンプトです。
AIはまず、次の3つを持っているかを聞いてきます。ないものは、AIが作り方を1つずつ案内します。
AIがセットアップを始めると、質問が1つずつ出てきます。画面の案内に、値の取り方も書かれています。いまのセットアップでは、次の順に聞かれます。
セットアップが終わると、完了画面にあと6つの作業が表示されます。上から順に進めます。
セットアップの完了画面に出た、LINE側の設定を1つずつ案内してください。順番は応答設定、Webhook URL、LINEログインの設定です。最後に LIFF のURLを直します。API Key は貼らないので、聞かないでください。
プロンプトの完了条件を、自分のスマホで確かめる工程です。
すでに友だちの場合は、ブロックしてから解除します。ウェルカムメッセージをまだ作っていなければ、AIに1本作ってもらいます。
STEP 05 でAI接続を追加していれば、作業フォルダに接続の設定ができています。この設定は Claude Code 向けです。
この作業フォルダの .mcp.json に、L Harness の接続があります。これを Codex でも使えるようにしてください。キーは設定ファイルの中に入れてください。返事の中には書き出さないでください。入れ終わったら、再起動が必要かどうかを教えてください。
L Harness につながっているか確かめたいです。読み取りの操作で、友だちの人数を教えてください。配信や設定の変更はしないでください。
AIに頼んで、自分1人あての配信を送ります。送る前に、下書きと宛先の人数を必ず見せてもらいます。人数が1人になっているのを確かめてから、送ってと伝えます。
L Harness から、私1人あてにテスト配信をしたいです。本文は「テスト配信です」にしてください。まだ送らずに、下書きを作って宛先の人数を見せてください。私が送ってと言うまで送信しないでください。
宛先が私1人になっているのを確認しました。この下書きを送ってください。
導入する前からの友だちは、すぐには友だち一覧に出てきません。LINEの仕様です。その方が次にメッセージを送ったり、メニューを押したりすると、一覧に入ります。
よく使われるのは、スタンプを1つ送ってくださいという配信です。配信の通数は、送る人数分かぞえられます。無料プランの上限を超えないか、先に確かめます。
いまの友だちに、スタンプを1つ送ってもらう配信を考えたいです。やわらかい文面の案を2つください。あわせて、今月あと何通送れるかを確かめてください。まだ送らないでください。
6つ全部に当てはまれば、導入は完了です。おつかれさまでした。
API Key を保存してある
管理画面にログインできる
Webhook の検証が成功している
スマホでウェルカムメッセージが届く
AIから友だちの人数を聞ける
自分1人あての配信が届く