AIに「おしゃれなチラシを作って」と頼むと、だいたい思っていたのと違うものが出てきます。
理由ははっきりしています。何を言いたいかが、決まっていないからです。見た目の問題ではありません。
デザインとは、情報を整理整頓して伝えること。そして行動してもらうことです。かわいいだけでは、伝わりません。
頭の中にあるものを、ぜんぶ箇条書きにしてください。減らすのは、そのあとです。
例として、マルシェに出店する焼き菓子屋さんで書いてみます。教室でも、講座でも、書き出すことは同じです。
| いつ? | 11/23(日・祝)10:00〜16:00 |
|---|---|
| どこで? | ◯◯公園 マルシェ会場 |
| 誰が? | お店の名前 |
| 何をする? | 焼き菓子の販売 |
| 何を出す? | マフィン5種類。スコーン3種類 |
| 料金 | 1個400円から |
| 特典 | 3個お買い上げで、ラッピング無料 |
| 申込方法 | 予約のQRコード(当日も買えます) |
→ 横にスクロールできます
お客様の不安を先回りして消すのが、申し込みや売上を上げるコツです。
あり。なし。近隣にコインパーキングあり。どれかを書いてください。
現金だけか。カードや電子マネーが使えるか。ここが抜けていると、その場で諦められてしまいます。
なくなり次第終了。1日20個まで。先に言っておくと、早い時間に来てくださいます。
雨天決行。中止のご連絡方法。屋外のときは必ず入れてください。
書き出したものに、優先順位をつけます。全部を同じ大きさにしないでください。
似ている情報をまとめるだけでも、ずいぶんすっきりします。場所・費用・対象・定員。ここは1つの箱にまとめてしまってください。
誰がどこで見るかを想像してから、載せる情報を決めてください。
| 自分の場所に置く (教室・店舗の中) | 住所は簡略化してOK。アクセスは省略できます。内容と日時を大きく |
|---|---|
| ポスティング (住宅地・近隣) | 駅からの徒歩分数。目印になる建物。地図や住所は必ず |
| イベントで配る (他の会場・人混み) | QRコードを大きく。キャッチを強く。興味を持ってもらうのが最優先 |
→ 横にスクロールできます
ラックに差すと、下の部分が見えません。見えるのは紙面の2分の1から3分の1くらいです。
上のほうで興味を持って、手に取っていただけるか。ここが勝負になります。
全部は読まれません。読んでもらうのではなく、自然に目が止まるように置きます。
人の目は、大きいものから小さいものへ。太いものから細いものへ。そうやって無意識に動いています。
横書きのチラシは、Z型に読まれます。
街で見かけるチラシのQRコードの位置も、見てみてください。ほとんど右下にあります。
LINE登録もしてほしい。セミナーも申し込んでほしい。フォローもしてほしい。
結局どうすればいいの、と迷わせてしまいます。
1. まず、何をしてほしいかを決める
2. それに必要な情報だけを選ぶ
3. そのあとデザインする
1枚のチラシのゴールは、1つだけ。
LINE登録。お申し込み。ご来店。お問い合わせ。この中から、1つ選んでください。
どんなにかわいいチラシでも、行動につながらなければ、会えていないのと同じです。
整理したものを、そのまま渡します。おしゃれに、では伝わりません。
告知の画像を作りたいです。 いちばん言いたいこと:(ひとつだけ) してほしいこと:(申し込む・登録する など、ひとつ) だれに見せるか:(ここに書いてください) どこに出すか:(インスタ・紙・チラシラック など) 載せる文字 ・タイトル: ・日時: ・場所: ・料金/対象: ・申込:QRコードを右下に いきなり作らないでください。 まず、載せる文字を一緒に決めてください。 私が書いた言葉は、なるべくそのまま使ってください。
文字が決まってから、見た目を頼みます。先に見た目から入ると、何度も作り直すことになります。
ここを分けて渡すと、丸パクリになりません。
どこに、どの要素を置くか。ここはモデリング先から借ります。
どんな色で、どんな感じに見せるか。ここは自分のブランドカラーを渡します。
この2つを別々に伝えると、合わさったものが出てきます。モデリング先をそのまま真似すると、まったく同じものになってしまいます。それは丸パクリです。
この画像を渡します。 レイアウトを真似してください。 特に、タイトルの位置と、情報のまとめ方。 色味は、こちらでお願いします。 (自分の色を伝えるか、デザインMDを渡してください) 雰囲気は(やわらかく・きちんと など)にしてください。
知っているだけで、やり直しがぐっと減ります。
| 出てこない | これとこれをモデリングしてやって |
|---|---|
| 出てくる | この画像のどこをモデリングして。どこを真似して |
→ 横にスクロールできます
自分のことをずっと話したあとで頼むと、そこまでの話を全部入れようとします。
今回はこうで、こういうものだから、この文言でバナーを作って。こう言うと、ごちゃごちゃせずに済みます。
ChatGPTの編集から直せます。ここは消して。ここをもう少し右に。その言い方で通じます。
画像を1枚で保存して、Canvaでマジックレイヤーを使います。1つずつのレイヤーに分かれるので、素材として使い回せます。
何ピクセルで。四角で。何に使うもので。先に伝えておくと、ぴったりのサイズが出てきます。
毎回ちがう顔の画像が出てくると、見た方が覚えてくれません。色と文字を1枚に決めておくと、いつも同じ顔になります。
それをまとめたものを、デザインMDと呼んでいます。1回作れば、次から渡すだけです。
載せたいことを、紙に全部書き出してください。そのあと、大・中・小に分けます。小のものは、申込ページやDMで伝えれば足ります。
色と文字が決まっていないからです。デザインMDを1枚作ってください。そこから渡すと、そろってきます。
画像の中に文字を書かせると、崩れることがあります。背景だけAIに作ってもらって、文字はCanvaで乗せるやり方が確実です。
レイアウトと、色や見た目の雰囲気を、分けて渡していないからです。レイアウトだけ真似して、色は自分のものを渡してください。
自分のマイページのメモに、できた画像や、うまくいった頼み方を残してください。次に作るときの見本になります。